1955-07-28 第22回国会 参議院 内閣委員会 第36号
しかしほんとうに専門家の間には共産党のキャラクターというものはこれはマルクス以来のレーニン、スターリン等まで十分に研究をしてみれば明らかである、こういうふうになっておる、キャラクターは変っておるのじゃないと、こういうふうに専門家は大体見ておるように思います。けれども私は実際家として、それはあまり重きを置かぬのです。実は。
しかしほんとうに専門家の間には共産党のキャラクターというものはこれはマルクス以来のレーニン、スターリン等まで十分に研究をしてみれば明らかである、こういうふうになっておる、キャラクターは変っておるのじゃないと、こういうふうに専門家は大体見ておるように思います。けれども私は実際家として、それはあまり重きを置かぬのです。実は。
何となれば、民主主義の下にでき上つた各種の機関を通じて行動いたすのでありますから、独裁主義とか或いはヒツトラー、スターリン等のやり方とは全然違うのであつて、飽くまでも民主主義を基としてでき上つた機関を通じて行動いたすのでありますから、御意見は私において承服ができない。
それがマルクス主義が持つているところの二律背反であるということをマルクス主義を批判する学者がよく言うのでありますが、レーニン及びスターリン等によるマルクス・レーニン主義及びマルクス・レーニン・スターリン主義というものは、ロシア革命を契機としてそれが実現されたのでありますが、特にそれが二律背反と言われておるととろのマルクス主義の革命的な方面、進化論的なレヴオリユーシヨンではなくて、レヴオリユーシヨナル